『三上剛太郎生誕百五十年祭~令和元年度赤十字の里づくり推進大会~』
11月10日(日)、津軽海峡文化館アルサスにおいて『三上剛太郎生誕百五十年祭~令和元年度赤十字の里づくり推進大会~』が開催されました。小・中学生を含め、村内外から約430人の方がご来場くださり、盛大に行われました。
オープニングイベント「歩み」
佐井中学校と牛滝中学校の生徒42人による、合唱とペンライトを使ったステージ発表で幕を開けました。合唱では嵐の「ふるさと」を、力強くも優しい歌声で歌い上げ、会場は感動に包まれました。ペンライトを使った発表では、紅白の灯りで赤十字旗を表現するなど素晴らしい演出でした。
赤十字の里づくりの歌「北のふるさと佐井村」披露
赤十字精神のより一層の普及を目指し制作した歌「北のふるさと佐井村」を初披露しました。当日司会進行をした内山千早さん、中島美華さんが歌いました。また、作詞の酒井一憲氏、作曲の田嶋勉氏、演奏の海上自衛隊東京音楽隊へそれぞれ感謝状を贈呈しました。
中島美華さん 内山千早さん 歌の制作関係者に感謝状を贈呈
佐井村赤十字奉仕団による炊き出し訓練
当日、会場では性村赤十字奉仕団による炊き出し訓練として、あたたかいすいとん汁が提供されました。休憩時間になると、提供場所にはすいとん汁を求める長蛇の列ができました。
「手縫いの赤十字旗」特別展示
日露戦争の際に三上剛太郎が満州の仮包帯所で作った「手縫いの赤十字旗」が、特別に展示されました。普段は日本赤十字社青森県支部(青森市長島一丁目3-1)の玄関ホールに展示されています。
佐井小学校児童による演劇「三上剛太郎物語」
「仁愛の心に生きた医師」三上剛太郎の一生を、佐井小学校5.6年の児童が演じてくれました。子ども達の白熱した演技に会場全体が引き込まれました。
大会宣言
佐井村樋口村長が声高らかに宣言しました。
私たちは 三上剛太郎先生の「助け合い精神」で
村民みんなが幸せになれるよう 人にやさしく
共に支えあい 共に生きる社会を目指すため
「赤十字の里づくり」を推進することを
ここに宣言します
赤十字の旗ひるがえる里 佐井村
佐井村では、佐井村出身の医師「三上剛太郎」の生誕150年を令和元年に迎えるにあたり、赤十字精神の普及及び三上剛太郎の功績を讃え、大きく変動する社会の中で、村民みんなが幸せになれるよう博愛精神の高揚と文化の薫り高く、「いきいきとした住みよい村」を創造するため「赤十字の里づくり」の普及推進を図る、という趣旨のもと、赤十字の里づくり推進大会を開催しています。
平成30年11月15日(木)、津軽海峡文化館「アルサス」で行われた、平成30年度赤十字の里づくり推進大会の様子です。
会場の様子 会場後方に展示した、標語コンクールの歴代受賞作品
「よみがえれ北の輝き」の展示 「ひるがえれ赤十字の旗」DVDの展示
佐井村赤十字奉仕団による災害救助用炊飯袋を使用して作った「蒸しパン」
来場者に提供されました。